安全への取り組み

心を包む。心を守るために。

包む。それは大切なモノを壊さないよう届けるための手段。
たった一度の事故で大きな負債を抱えてしまう食品業界において、
わたしたち賀谷セロファンがパッケージ製造で大切にしていること。
それは、顧客が抱える信用を壊さないこと。

わたしたちが追求する高度な設備や各種認証取得、各種社内活動のすべては、
事故やトラブルを防ぐための安全な体制づくりであり、
取引先企業が安心してお付き合い頂けるための「心配り」である。
顧客の信頼に応えるために。消費者の信用を損なわないために。

お届けしているのは「安心」という性能。

印刷品質へのこだわり

軟包装衛生協議会認定衛生工場

私たちの工場は、最新の印刷・加工設備を備えており、各工程で作業マニュアルをもとに安全で確実な作業を行っています。グラビア印刷において長い経験を持つ職人のノウハウを随所に活かしていることも、賀谷セロファンならではの強みです。

各マシンに自動欠点検出器を搭載

精細な色味を再現する8色グラビア印刷機や、フィルムを貼り合わせて高機能の多層フィルムを作り出すドライラミネート機などを駆使して軟包装材を製造しています。フィルムは高速ラインを流れますが、すべての印刷機・加工機に自動欠点検出機を搭載しており、わずかな欠陥も見逃しません。

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品質管理室で各種検査を実施

印刷・加工後の製品は、品質管理室で「ガスクロマトグラフ」による残留溶剤測定や、「引張試験機」によるラミネート強度の測定を行い、品質が適正であるか確認しています。

品質管理室

立体自動倉庫で版を効率的に管理

私たちにとってもお客様にとっても大切な財産であるグラビア印刷用シリンダー(版)は、立体自動倉庫で保管・管理しています。コンピュータによる効率的な入出庫管理を行うことで、さらなる生産性の向上と納期回答リードタイムの短縮につなげています。

立体自動倉庫

衛生へのこだわり

クラス100,000のクリーン工場とFSSC22000 認証取得

工場の安全性能や衛生環境の確保は、フードチェーンの一端を担う企業の責務です。意図的な異物混入から食品を守るフードディフェンス(食品防御)対策はもちろん、作業者の健康を守るための対策も徹底しています。

生産現場の空気をコントロールし、
安全で安定した品質を実現

当社の工場は食品パッケージの製造にふさわしいクラス 100,000(※)のクリーン度を誇ります。
窓がなく密閉された構造の工場内は、空調室で空気環境を集中管理しており、HEPA フィルターを通過させて常にクリーンな空気を供給するとともに、年間を通じて室温 22〜25℃、湿度 60 %を維持しています。また外気より気圧の高い状態を保つことで、ホコリや虫の侵入を防ぎ、常に安全で安定した品質を提供できる環境を整えています。

※粒径 0.5 μm 以上の塵埃が1立方フィートの空気中に 100,000 個以下の室内
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外部からの異物混入させない
徹底した入室管理

工場への異物混入を防ぐため、人、資材にいたるまで FSSC 22000 に準じた管理を徹底しています。
従業員が工場へ入る際は、健康チェック、持ち物チェックを欠かしません。更衣室は私服のロッカーと工場用白衣のロッカーが別になっており交差汚染を防ぎます。前室で白衣についているゴミや毛髪を吸引除去し、手洗い・消毒を行ってエアシャワー室へ。入室後に再度、全身に粘着ローラーをかけます。
来訪者にも同様の手順を踏んでいただきます。 資材はあらかじめ包材を剥がし、入荷専用のエアシャワーを通して工場内に搬入します。

入室管理・エアシャワー エアシャワー室

環境へのこだわり

グリーンプリンティングの推進

賀谷セロファンは、資材購入や工程などあらゆる面で環境負荷の軽減に努め、環境への配慮を真剣に、そして当然のこととして行っています。

環境負荷の低減に向けた
省エネ技術を導入と啓蒙活動

当社の工場は、平成 24 年の新築時に省エネ性能に優れた空調設備を導入するとともに、遮熱ガラスやHf蛍光灯を採用するなど、各所で省エネの工夫を凝らしています。 ソフト面では工程の改善や過剰生産・生産ロスの防止に努めています。また ISO 14001 認証取得にともない社内に「省エネ委員会」を設置しており、体感温度を基準にしたエアコンの温度設定や照明の電気消費量調査などの啓蒙活動はじめ、ペーパーレス化、ゴミの減量、グリーン製品の購入、社用車のエコカー切り替えなど、全社的な環境負荷低減活動を推進しています。

> 賀谷セロファンの「環境方針」

環境負荷低活動

ノントルエンインキの使用と
工場外への VOC 排出を抑制

油性インキの溶剤として一般的に使用されているトルエンなどの揮発性有機化合物「VOC」は、環境に放出されると大気汚染やシックハウスの要因となることが分かっています。
当社はいち早くノントルエンインキ(トルエン含有量 0.3% 未満)への転換や VOC 処理装置の導入を果たしており、印刷業界の自主基準である「グリーンプリンティング」の認定も他社に先駆けて取得しています。

VOC排出量の削減 グリーンプリンティング

VOC除去の熱エネルギーを再利用

ラミネート加工で使用する接着剤にも VOC を含有するものがあります。当社ではドライラミネート機に VOC 処理装置として触媒燃焼式脱臭装置を設置しており、VOC ガスを燃焼させてほぼ完全に除去した上で、クリーンな空気を大気中に放出しています。焼却する際に発生する排熱はラミネートの乾燥工程で熱エネルギーとして再利用し、生産工程の省エネにつなげています。

VOC除去システム概念図

コンプライアンスの遵守で
地域との共生を図る

私たちは PRTR 法などの環境関連法令を遵守しており、工場から環境中へ VOC がどのくらい排出されているかを把握して国に届け出ています。集計結果は環境省のホームページで公開されています。工場の騒音・振動についても年2回自主的に測定を実施し、周辺地域へ与える影響について監視しています。

本社外観